身の回りのことが出来るようになっていないが、集団生活に入れて大丈夫でしょうか？？

はい。大丈夫です。服の脱着やトイレ、お箸の使い方、お片付け等ということが主な不安の要因と言えます。もちろん、入園を考える時期（入園説明会9月・10月や検定11月頃を含む）から実際の入園までは約6か月もありますので、それまでに極力お子さまの身の回りに注意を払って頂き、共に付き添ってあげて欲しいと思います。 特に、服の脱着などは、ボタンが自分で見える位置の服を購入して練習を試みることや、ボタンの縫い直しをして始めてみると良いでしょう。トイレは、就寝を除いてオムツに頼らず、お子さまにパンツを履かせてお漏らしをすると本人も気持ちが悪く、徐々に泣き出したり、指を指したり、言葉で「ママ濡れちゃった。」と様々に表現がされてくると思います。その時に「おトイレの時は言ってね。」ということから、焦らず、急がず、ゆっくりと少しずつ教えてあげてください。 お箸の使い方に関しては、保護者の方も根気が必要になることと思いますが、始めからきちんと持ち方を教えていかないと、それが当たり前の癖につながってきます。テレビを付けたまま食事をしますと、お子さまの気が散ってしまって毎回教えても持ち方を変えてしまうということにもつながりますので、会話をしながら、褒めながらゆっくり教えていくことが良い方法の一つでしょう。 お片付けに関しては、最初は必ず保護者の方と共にお片付けに付き添ってあげ、さらに出来たら褒めてあげてください。なかなか言う事を聞かない場合は、怒鳴るのではなく、子どもと同じ目線に合わせてしつけをすることが重要です。 それら、どの項目もゆっくり焦らず、長い目で見てあげてください。そうした積み重ねが集団生活に活きていき、身に付いてくることだと理解しています。もちろん、本園に入園後も、ご家庭と共に支援していきますので、ご安心ください。何かご不安やお悩み等ございましたら、ご相談ください。